子供が痒がって困るっていうママも多いのではないでしょうか?何かの病気で湿疹ができて痒いってことではないのに、気が付くと掻きすぎてうっすらと血が滲んでてびっくりしたり。痒みで夜中に何度も起きてしまうなど子供の痒みで困った経験はありませんか?
ちっちゃな手で体中を掻きむしり、血が滲んでいる様子を見るのは親としては辛いことです。皮膚科で処方された薬を塗ってよくなればいいですが、原因がわからなければまたいつ同じことになるかわかりません。
体質改善をしようと試みても、簡単に治るものでもありませんから薬に頼らない痒み対策も知っておきたいところですよね。
痒みを起こさない生活
● お風呂の温度はぬるめ
● シャンプーやボディーソープは弱酸性や低刺激のものを使う
● 体を洗うときは良く泡立てて手のひらでさする程度で
では順番に見ていきましょう。
お風呂の温度はぬるめ
痒みは温まると発生しやすいです。おそらく痒みが出ている状態ならば、湯船に入るのは辛いので避けた方がいいです。大人にはぬるいと感じた温度でもしっかりつかってしまうと痒いです。かけ湯かシャワーで済むような方法を取ってあげてください。
シャンプーやボディーソープは弱酸性や低刺激のものを使う
刺激の極力ないものを使いましょう。痒みがひどいときは、シャンプーなどを使わなくてもぬるま湯だけでも汚れは落ちますよ。
体を洗うときは良く泡立てて手のひらでさする程度で
ボディーソープを手で泡立てて、そのまま手でざっと洗う程度で汚れは取れます。こすりすぎると痒みを誘発するので静かに流して終わりましょう。
冬場は脱衣所をほどよく温めておいてください。
通常、お風呂場は湯船につかってくるという前提なので高齢者がいないお宅では、温めたりはしていないかと思います。しかし、湯船に入れないお子様がいる場合は、脱衣所はとれも寒く感じます。お風呂で温まれないので風邪をひいてしまうことにもなり兼ねませんので、温めておいてあげてください。
子供の掻きむしり対策
小さい子供の場合、「掻くな」と言っても、掻かないようにするのはどうしても難しいものです。でも顔を掻きたがったり、女の子で顔に傷をつけるのを阻止したい場合など、強攻であっても掻けないようにするのも親の役目です。子供は無意識なのでうまくいくかはわかりませんが、試してみて下さい。
- 手袋をする
- 肘に筒をつけて、肘が曲がらないようにする
- 湿疹部分に包帯をする
- 夏でも長袖や長ズボンにする
- 服の袖やすそを縛る
- テーピングをする
- 保冷材で冷やす
特に、手袋は2重にする方がいいでしょう。でも夏では蒸れて、手の湿疹がひどくなるので手袋はやめた方がいいかもしれません。
あまりに痒いと訴えているようであれば、指のはらでさすってあげると一時的ですが痒みは沈む場合があります。お試しください。
爪を切っておく
お子様の爪はまめに切るようにしてください。爪が短ければ顔を掻いても傷にはなりにくいでしょう。それでも、掻きむしるような行動が見えましたら手を患部に当たらないように対策を試してみて下さい。
湿疹を見つけたら、まずは皮膚科で診察を
皮膚科へ受診すれば、塗り薬や飲み薬を渡されます。患部に塗っていれば徐々に治っていくと思いますが、治るまではやはり痒がるものです。塗ったからすぐ痒みが収まるってものでもありませんから、その際はこれらの対策を試してみてください。
温まると痒くなる湿疹は冷やせばらくになりますが、寒い時期ですと風邪をひかせてしまうかもしれませんから部屋を温かくするなどカラダが冷えない対策をしてから試されるなど気を付けてください。痒みは我慢ができませんから、早くよくなることを願っています。