健康 認知症

認知症の症状を脳トレで軽減できる?具体的な脳トレはこれ!

認知症になったらもとに戻ることは可能なんでしょうか?

家族が認知症になりました。
正しく言うと、ボケてしまう時と普通にしっかりしている時がある状態なんです。
認知症って本人だけの問題ではありません。家族全員のサポートが必要になります。
場合によっては、ご近所さんにも助けていただかなくてはいけなくなるかもしれません。

認知症ケア

家族としては認知症になった本人をちゃんとサポートしてあげたいし、不安な気持ちになっている家族の力にもなりたいんです。
そのためには、そもそも認知症ってどういうことなのかをしっかり把握する必要があると思いました。

また、完治は大変かもしれませんが、軽くしてあげることが出来たらと願いを込めて調べてみようと思います。

認知症ってどういうことなのか?

 
脳は、人間の活動をほとんどコントロールしている司令塔です。それがうまく働かなければ精神的にも身体活動も自分の意志で動くことが難しくなります。症状としては、今まで覚えていたことが記憶からすっかり消えてしまったり、やる気がおきなかったり、場合によっては幻覚を見てしまうこともあるようです。

認知症と脳の関係とは?

 
脳の働きについて
・記憶する能力
・時間や場所を認識する能力
・計算をする能力
・読み書きをする能力
・言葉を話す能力
・道具を使いこなす能力
・物事のよしあしを判断する能力
・ニュースを理解する能力
などの働きがあります。脳は生まれてから20歳ごろまで発達し、その後認知機能は低下していきます。

脳は働いているときはたくさんの血液が脳に流れ、酸素と糖が運ばれます。たくさん血液が流れることで脳の機能の低下を防ぐことになるのです。だから、脳は使わなくなると血流が悪くなり認知機能も低下するため、認知症になる可能性が高くなります。

つまり、脳を常に働かせることで認知症の予防になるってことなんです。
では、どのように脳を働かせたらいいのでしょう。具体的に何をしたらいいのかみていきましょう。

認知症予防に脳トレーニングをしましょう

 

認知症は高齢者だけの病気ではありません。あなたは、名前がでてこないっていう物忘れをしていませんか?
よく、「ど忘れした」とか「のどまで出かかってるんだけど・・・」とか言ってませんか?
友人の名前は忘れてないが、好きな有名人の名前が出てこないや、最近テレビに出てなかった俳優さんをふいに見かけても名前が出てこなかったりってことありますよね。これも脳が老化しているってことになります。

悲しいですが、40代くらいになると頻繁に体験することになる現実です。
仕事や生活のうえでは支障をきたさなくても、着実に脳は老化しています。将来認知症になりたくないのでしたら、「ど忘れした」というのではなく、きちんと脳のトレーニングをして鍛えておきましょう。

40代からの認知症予防! 脳トレの種類とは?


早めに脳トレをして脳の老化を食い止めたいという方におススメの脳トレはこちらです。

パズルをする

脳のトレーニングにはパズルがいいと言われています。簡単に始めるならiphoneやipadを使ってパズルアプリをダウンロードされるといいでしょう。たくさんの無料アプリがありますから、あなたの好みのパズルを見つけることができると思います。
または、数独の書き込めるパズル本が書店に数多く揃ってますので懸賞を目的に始めるのもいいですね。

計算をする

簡単な足し算引き算だけでもいいですし、100から7を引いていくという繰り返し計算も脳トレにはいいようです。暗算が得意でない方は、電卓を極力使わず暗算で答えを出してみるのもいいでしょう。簡単に始めるならiphoneやipadを使って遊び感覚で始める方法もあります。
お財布は現金主義の方なら、スーパーでおつりを一円まで出すようにするだけでも脳トレになりますよ。

読み書きをする

最近は文字を書くことが減りました。おそらくiphoneやipadを使って常に漢字変換される便利な生活をされているかと思います。
脳トレをされるなら、手書きで読み書きをされることをおススメいたします。日記はブログで書いているって場合は、パソコンによって漢字変換されてしまいますので、新聞の短いコラムを書き写すなど何かを見ながら手書きするとか、日記帳をつけられるといいでしょう。
簡単な漢字でも忘れてしまってたり、間違って使ってたりと日本語は難しいので脳トレに最適です。

オセロ・囲碁・麻雀・将棋などの対戦ゲーム

本格的なルールは知らなくても、オセロ対戦ならできる方も多いと思います。iphoneやipadを使って機械相手に対戦するのは簡単なのでオススメです。試してみたら強かったって場合は、対戦できるゲームにも挑戦してみるといいかもしれませんね。
これを機会に囲碁や将棋のルールを覚えてみるのも楽しいですよ。

会話を楽しむ

友人との会話を楽しんでいますか?最近では、直接会わずにLINEやメール、SNSで済ませてし待ってるという方も多いと思います。
人との会話は間やタイミングをはかる必要もときにはありますよね。止まった会話ではできない生きた会話を是非楽しんでください。

新しいことに挑戦してみる

楽器を習ったり、編み物などの手芸やDIYなど手作りに挑戦するのもいいですね。何かをやってみようという気持ちをもつことが大切です。趣味や習い事に時間を費やして脳を活性化させましょう。

認知症を軽くする! 脳トレでリハビリテーション


すでに認知症だという方には、リハビリとしての脳トレを試してみてください。
興味があることから継続して試していきましょう。

簡単な読み書きや計算

昔から知っている話の絵本を読んだり、身近な人の名前や住所などを書き綴ることもいいでしょう。
本人にとって興味があるものであることが大切です。個人個人好みがあることを大切にしてあげてくださいね。

塗り絵

どこにどんな色を塗るかを考えながら塗ることで、脳に刺激をあたえます。塗り絵はインターネットから無料でダウンロードできるサイトもありますので、細かくなりすぎない塗り絵下絵を探されるといいでしょう。
他には、粘土遊びも手先を使うのでいい脳トレになります。最近は、手が汚れない素材の粘土もありますので、広い場所を確保して広げて一緒に楽しめますね。

折り紙

手先を使う折り紙は脳トレーニングには適しています。
誰でも一度は折ったことありますから、なんとなく記憶していることも多いでしょう。折り紙の本もいろいろありますので、準備して新しい折り紙に一緒にチャレンジしてみるのもいいですね。

音楽を聴いたり歌ったり

歌が好きな方は好みの歌を聴いたりされていると思いますが、聞くだけではなく声にだすとさらに脳には刺激になっていいようです。カラオケに行ければいいですが、恥ずかしいようでしたら自宅でひっそりと口ずさむだけでもいいと思いますよ。

昔の思い出ばなしをする

家族で昔話をするのは脳にとれもいいと言われれいます。最近の話題よりは昔の本人しか知らないことを話してくれることもあります。以外な話で場が盛り上がることもあるかも。みんなでワイワイ話すと全員気持ちもスッキリできるでしょう。

簡単なゲーム

オセロや将棋崩しなど簡単なゲームを対戦してみましょう。最初は興味がなくてもじわじわくるものです。
直接手を使って遊べるゲームを選びましょう。

認知症患者は常に不安を感じています

認知症といっても常に不安定な状況の方と時々認知症の症状がでる方などさまざまです。認知症は脳トレを続けることで少しづつ回復することもあるようです。孤独でなにもせず静かに生活し続けていると症状は進むかもしれません。
認知症患者のいる家庭はいろいろ大変だと思います。ただ遊び道具を与えるだけでは改善は難しいでしょう。
やはり、家族、第三者との会話のやり取りが重要なんだとわかりました。

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