健康診断は毎年行ってるけど、がん検診は行ったことがないって方もいらっしゃると思います。
世界と比較しても日本人の乳がん検診の受診比率はとても少ないと言われています。
これは、会社勤めしている方でも健康診断のコースに組み入れられてなかったり、乳がん検診は痛い!っていう話が先回りしてしまっているからかもしれません。
確かに、がん検診って聞くと怖いって思いますし、実際乳がん検診を経験してみて痛みを感じたこともあります。それも一時です。
その場ではショックだと感じましたが、検査をしたんだという安心感も得ることができました。
乳がん検診は確実に大丈夫だといえないかもしれませんが、少しでも心配の可能性は減らせた方がいいはずですよね。
では、検診にはいついくのがいいのか確認してみましょう。
乳がん検診っていつ行くのがいいのでしょう?
生理後1週間以内が乳腺が柔らかい時期なので適していると言われています。特にマンモグラフィーの検査は乳腺が張っていると痛いので生理が終わってからの方が痛みは弱いと思います。
一年に一度は検診を受けられると変化がわかって良いとされています。忘れないために、毎年9月に受診するなど自分の決め事を作っておくといいでしょう。
乳がん検診の種類
初めて乳がん検診に行かれる場合どれを受けたらいいのかわかりませんよね。
まずは、乳がん検診の種類をチェックしておきましょう。
1)問診・視触診
しこりがあるかどうかを確認します。
会社の健康診断などの検診で視触診は実施されていますが、早期発見するのは難しい。
2)マンモグラフィ検診
乳房専用のX線検査装置です。
方法は、乳房を2枚の板で挟んで平たくし、X線を照射することでしこりになる前の小さな乳がんを発見します。
人によっては痛みを感じる場合があります。
画像では乳腺も乳がんも白く写し出されるため、確実に早期発見ができるかといえばそうでもないようです。
3)超音波検診(エコー)
手で触れただけでは判別しづらいしこりを発見することができます。
痛みがありませんが、診断医師の技術が必要で、微細石灰化は発見しにくいのが欠点です。
ただし比較的リスクの低い、若い女性向きの検診になります。
乳がん検診をどのように選べばいいのでしょうか
可能なのであれば両方受信されるといいですが、年齢や体調の変化などで選択する必要が出てくるかと思います。
それぞれの検診の利点と欠点を書き出しましたので参考になさってください。
【マンモグラフィ検診の利点】
・手で触れることのできない細かなしこりを発見できる
・石灰化だけの段階でみつかれば100%に近い治癒が期待できる
・以前に撮ったレントゲン写真との比較が容易にできる
【マンモグラフィ検診の欠点】
・乳房専用のX線検査装置なので、少量ですが被曝の心配はあります。
・妊娠中や授乳中の方は受診できません。
・20代女性は乳腺が多くがんと見間違えてしまう可能性があります。
・痛みを感じる方もいる
【超音波検診(エコー)の利点】
・被曝の心配がない
・乳腺の発達している若い女性でもしこりを発見できる
・リアルタイムで検査結果を見ることができる
・痛みがない
【超音波検診(エコー)の欠点】
・石灰化が見つけにくい
・操作中に判断するため、検査を行う医師あるいは技師の検査能力に依存する
・全体像を記録として残すことが難しい
乳がん検診というと、「マンモグラフィ検診+問診」か「超音波検診(エコー)+問診」のいずれかを選択するころが多いです。
受信時の年齢にもよりますが、どちらかに偏らず1年ごと検診内容を変えるほうがいいと言われています。もちろん両方受診することもできます。
乳がん検査の費用っていくら?
乳がん検診だけではなく、子宮頸がんやほかの検査がセットになったプラン構成になっている自治体もあり価格ははっきりしませんが、市町村の検診で補助が受けられる場合があります。対象年齢は40代以上。これは、乳がんになる可能性が高いとうデータによるものです。
また、30代の検診については自治体によって異なるようです。お住まいの公式サイトなどで確認してみてくださいね。
女性にとって怖い病気の乳がんはまず検査に行きましょう!
有名人の病気のニュースを聞くたびビクビクしていませんか?
私もその一人です。検査を受けたことはあっても毎年は受診できていません。決して安心しているわけではないのですが日常のばたばたにかこつけて医者に行くことを遠ざけておりました。
でも、やはりそれではいけないのだと思い検査を受けようと調べてみました。
まずは自治体に問い合わせをしてみようと思います。
何事もなければ良いですし、もし万が一・・・何かがあっても治療する方向になるだけです。
怖いですが、不安を抱えることはもっと怖いでしょ。事実を確認しに行ってきます!